データ修復の方法

データ修復というと、一般的には破損したHDDから無事なデータを取り出す事を指します。
HDDの故障原因には大きく分けて2つあります。
1つ目は、停電などでHDDが動作中にいきなり電源か切られるなどして、記録されているデータの一部または全部が消えてしまうもので、論理障害と言います。
修復は比較的容易です。
2つ目は、HDDを落としたり、静電気などで機械的に壊れてしまうもので、物理障害と言います。
修復は論理障害より困難です。
データ修復するには、まず原因がどちらかを判断する必要があります。
OSからHDDのデータにアクセスできなくても、OSを介さずに生データ読出ソフトでHDDにアクセスしてデータが読めれば、OSが読み取れないだけで、大部分のデータが無事である事が多いです。
生データ読出ソフトで全てのデータをバックアップして、さらにデータ修復ソフトにかければ、OSにも読めるデータとして復活させる事が出来る場合が多いです。
物理障害の場合、クリーンルーム内でHDDの蓋を開けて観察します。
プラッタと呼ばれるデータ記録部分が無傷なら取り外して、正常に動くHDDに付けます。
この状態ですんなりデータが読出せる事もあります。
プラッタが破損している場合が最も困難で、生データ読出ソフトで出来るだけ多くのデータを取り出して、手作業で復旧させますが、時間もとてもかかる上、データの大部分は失われてしまうでしょう。